カナダの証券会社の選び方|駐在員に最適なQuestrade・Wealthsimpleを実体験で比較

カナダ駐在中は日本での資産運用に制限があるため、現地での投資環境を理解しておくことが重要です。本記事では、カナダの証券会社を3種類に整理し、駐在員が押さえるべき選定ポイントを分かりやすく解説します。そのうえで、実務的に使いやすいオンライン証券2社(Questrade・Wealthsimple)を比較し、投資初心者から経験者まで、自分に合った選択ができるようガイドします。

カナダ駐在中は日本での資産運用に大きな制限があり、日本での積極的な資産運用はできなくなります。これは長期的な資産形成の観点から非常にもったいない状況です。そのため、駐在期間中はカナダでの資産運用も選択肢に入れると良いでしょう。

一方で、カナダで資産運用を始める際に最初の壁となるのが証券会社選びです。どのような会社があるのか見当もつかず、また手数料体系、アプリの操作性、帰任後の口座維持など検討すべき事項が多いため、最適な選択をするには一定の理解が求められます。

本記事では、カナダの証券会社を大きく分類したうえで、駐在員が押さえておくべき選定ポイントを整理し、実務的な観点から利用しやすいオンライン証券2社(Questrade / Wealthsimple)を紹介します。

Contents

カナダで利用できる証券会社は大きく3つに分類できます。それぞれ特徴が異なるため、まずは全体像を把握しておくと選択がスムーズになります。

1. 銀行系(RBC、TD、Scotiabank、BMO、CIBC など)

銀行が提供する投資口座で、既存の銀行口座と連携しやすく、サポート体制が整っている点が特徴です。一方で、取引手数料や為替コストは高めで、コスト重視の資産運用には向きません

  • 日本では、野村證券・大和証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券・みずほ証券といった大手総合証券に最も近い立ち位置です。ただし、カナダには日本の野村證券・大和証券ような「証券会社単体の大手」は存在せず、強いていえば銀行系がその役割を担っています。

2. オンライン証券(Questrade、Wealthsimple など)

低コストで利用でき、アプリや Web の操作性が高いことから、日本同様、カナダでは近年オンライン証券の利用が急速に広がっています。取引手数料が銀行系より大幅に低く、駐在員にとっても最も利用しやすい選択肢といえます。

  • 日本では SBI 証券・楽天証券・マネックス証券などのネット証券に相当します。

3. プロ向け(Interactive Brokers など)

為替コストが最も低く、米国株や ETF を中心に本格的に投資したい人に適しています。ただし、操作画面が複雑で初心者には扱いづらく、一般的な駐在員には必ずしも向きません

カナダで証券会社を選ぶ際は、以下の4点を基準に比較すると、自分に合ったサービスを判断しやすくなります。

1. 手数料(取引・口座維持などの基本コスト)

銀行系とオンライン証券では手数料に大きな差があります。株の上がる・下がるはコントロールができませんが、手数料はコントロールできる要素です。取引手数料や口座維持費といった“避けられるコスト”を抑えることは最終的なリターンに影響します。

2. 口座開設のしやすさ

駐在員の場合、住所証明や身分証の要件が日本と異なるため、オンラインで完結できるか、必要書類が明確かといった点が重要です。

3. アプリ・Web の使いやすさ

英語環境での資産運用となるため、操作性の良さは想像以上に重要です。注文方法、残高表示、検索機能など、日常的に使う部分が分かりやすいかどうかが、ストレスなく継続できるかに直結します。

4. 帰任後の扱い(非居住者対応)

駐在終了後に日本へ帰任した際、口座を維持できるか、取引制限があるかは証券会社によって異なります。帰任後もカナダドル資産を持つ予定の方には重要なポイントです。

これらの観点から比較すると、以下のようになります。

分類手数料口座開設のしやすさアプリ・Web の使いやすさ帰任後の扱い
銀行系×
(口座維持:約年25ドル/売買:約10ドル/取引)

(既存口座があれスムーズ)

(やや古いUIが多い)

(維持しやすい)
オンライン証券
(口座維持・売買ともに無料)

(完全オンラインで完結)

(慣れれば使いやすい)
○〜△
(会社によって対応が異なる)
プロ向け×

1. オンライン証券をおすすめする理由

銀行系・オンライン証券・プロ向けの3つのうち、手数料・使いやすさ・口座開設のしやすさを総合すると、駐在員に最も相性が良いのはオンライン証券です。

銀行系は既存銀行口座との連携が便利な一方で、

  • 年25ドル程度の口座維持手数料
  • 1回あたり10ドル程度の売買手数料

といったコスト面でのデメリットが目立ちます。

プロ向けはコスト面では優秀ですが、操作が難しく、一般的な駐在員が日常的に使うことは想定しなくて良いでしょう。

その点、オンライン証券は

  • 口座維持手数料ゼロ
  • 株式・ETFなどの売買手数料もゼロ
  • 完全オンラインで開設可能
  • アプリが使いやすい

と、駐在員がストレスなく資産運用を始められる条件が揃っています。

2. 代表的なオンライン証券会社

オンライン証券はカナダ国内にいくつかありますが、実質的に最大手2社である Questrade と Wealthsimple から選べば十分です。

他にもオンライン証券はありますが、規模が小さかったり、UI が使いにくかったりと、駐在員が選ぶメリットは多くありません。

3. 比較

Questrade は資産運用経験のある方向け、Wealthsimple は初心者向けです。
どちらも手数料無料で使いやすいオンライン証券ですが、特徴や向いているユーザー層が異なります。

Questrade vs Wealthsimple

項目QuestradeWealthsimple
概要フルラインアップの投資ができるオンライン証券。取扱商品が豊富で投資経験者に向け。カナダで最も利用者が多い投資アプリ。初心者向けで直感的に使える。
口座維持手数料無料無料
取引手数料株・ETF:無料
(オプションは 0.99ドル/契約)
株・ETF:無料
口座開設のしやすさ◎(アプリで数分。簡単)◎(アプリで数分。簡単)
アプリの使いやすさ○(やや本格派)◎(初心者向けで直感的)
取扱商品カナダ株・米国株・ETF・オプション・債券・GIC・投資信託・FX などカナダ株・米国株・ETF・暗号資産 など
帰任後の扱い○(維持可能な可能性が高い)△(維持可能か不明)
向いている人日本でも投資経験のある方、または日本帰国後も口座を維持する予定の方投資初心者・まず始めたい人

私は日本では SBI 証券をメインに使っていました。カナダでは Questrade を利用しています。アプリや Web ページの操作性には当初こそ戸惑いがあったものの、慣れてしまえば大きな不満はなく、問題なく資産運用を行えています。また、今回の記事執筆にあたり Wealthsimple の口座も新たに開設し、実際の使い勝手を確認してみました。

これから Questrade の特徴 と Wealthsimple の特徴 をそれぞれ紹介しますので、ご自身の資産運用スタイルに合いそうな方を読み進めていただければと思います。「自分は Wealthsimple の方が向いていそうだ」と感じた方は、Questrade の説明は読み飛ばして、[Wealthsimple の特徴] にお進みください。

概要

Questrade は、資産運用経験のある方向けの本格的なオンライン証券です。 1999年創業のオンライン証券としては老舗で、カナダでは「銀行系を除くオンライン証券として最大級」の位置付けにあります。預かり資産は数百億ドル規模にのぼり、個人投資家から支持を得ています。日本で例えるなら SBI 証券・楽天証券に近い立ち位置です。

取扱商品は非常に豊富で、カナダ株・米国株・ETF に加え、オプション、債券、GIC、投資信託、FX など幅広く対応しています。株式やETF を中心にしっかり資産運用したい方や、日本で投資経験がある方に特に向いているオンライン証券 といえます。

メリット

1. 取扱商品が圧倒的に豊富

  • カナダ株・米国株
  • ETF(カナダ/米国)
  • オプション
  • 債券(Bonds)
  • GIC(Guaranteed Investment Certificate、日本の定期預金に相当)
  • 投資信託(Mutual Funds)
  • FX
    • セクター毎にアナリストのレーティング結果で銘柄を検索できる機能があり、カナダ企業に詳しくない駐在員でも「こういう会社があるのか」と知るところから始めやすいです。
Questradeの検索画面のスクリーンショット。カナダ駐在員の証券会社選びのイメージ。
Questradeの検索機能で「金融セクターのベストレーティング企業」で絞り込んだ結果

2. 帰任後も口座を維持できる可能性が高

Questrade は非居住者に関する公式ガイダンスを明確に公開していませんが、ユーザーのオンライン上の投稿では「非居住者でも口座を維持できた」「非居住者として新規開設できた」といった報告を複数見つけることが出来ました。私は 帰任後も口座を維持できる可能性が高い と考えていますが、私自身も帰任前に実際の扱いを確認する予定です。

3. 手数料が安い

  • 株式:売買無料
  • ETF:売買無料
  • オプション取引:有料
    • 通常の使い方をしている限りは手数料を支払う場面はあまり想定されません。本格派の証券会社としては非常に低コストです。

デメリット

1. ユーザーインターフェイスが慣れるまで少し使いづらい

Questrade のアプリは、「Questrade Mobile」と「Questrade Edge Mobile」の二つがあります。通常版 と トレーディングツール寄り といった印象ですが、いずれも初めて使うと「どこを見ればいいのか」が分かりづらいです。特に以下の点は私が実際に不便に感じた部分です。

  • 主要指標(TSX総合指数、S&P500、NASDAQ、為替など)が一目で分からない:自分でウォッチリストに追加して確認する必要があります。
  • 総資産に占める株式評価額の内訳、買付余力が直感的に見えない:アプリ・サイト内で優先度が低く気づきにくいです。慣れない頃はずっと探してました。

2. スクリーニング機能が充実したQuestrade Plusは有料

例えば「分配金利回りの高い銘柄を探したい」といった銘柄スクリーニングを行うには、Questrade Plusに加入する必要があり、月額11.95ドルです。

私はQuestrade Plusには加入せず、銘柄スクリーニングは「The Globe and Mail」というオンラインの無料ツールを使っています。

The Globe and Mailのスクリーンショット。カナダ駐在員の資産運用のイメージ。
The Globe and Mailでカナダ上場銘柄を配当利回り順にスクリーニング

3. 暗号資産の直接取引には対応していない

Questrade では暗号資産(BTC・ETH など)を直接売買できません。暗号資産に投資したい場合は暗号資産 ETF を買うか、Wealthsimple など別サービスを併用する必要があります。暗号資産をアプリ内で直接売買したい人には不向きです。

Questrade の少しお得な口座開設(紹介プログラムのご案内)

紹介プログラム

Questrade には、口座開設時に利用できる紹介プログラムがあります。紹介リンクを通して新規登録を行い、60日以内に 250ドル以上 を入金すると、紹介した側・された側の両方に 50ドルのキャッシュバック があります。  

紹介した側にも紹介された側にもメリットがある仕組みなので、皆様が Questrade を使って「他の人にもおすすめできるな」と思われましたら、後輩や後任者に勧める際にもぜひご活用してください。

ご協力のお願い

皆様ご自身が紹介プログラムのボーナスを得るためにも、ぜひ本サイトがご案内するリンクから Questrade の登録を進めていただければ幸いです。当サイトが頂いたボーナスは、サイトの運営費用(サーバー維持・拡張やソフトウェア・有料素材の購入など)に充てさせていただきます。皆さまのご協力が、今後も有益な情報を継続して提供するための大きな支えとなります。どうぞ宜しくお願いします。

参考記事:口座開設時に「どの口座を選べばいい?」と疑問に思われた方はこちらの記事をご参考にされてください。

概要

Wealthsimple は、初心者でも迷わず使えるシンプルなアプリと、完全無料の株式・ETF 取引が特徴のオンライン証券です。 若い世代を中心に利用者が増えており、「まずは資産運用を始めてみたい」という層にとって最もハードルの低い資産運用サービスのひとつです。

取扱商品は株式・ETF・暗号資産が中心で、オプションや債券などの本格的な商品は扱っていませんが、その分アプリが非常にシンプルで洗練されており、必要な情報に最短距離でアクセスできる設計になっています。

メリット

1. ユーザーインターフェイスが非常に分かりやすく、初心者でも迷わない

アプリ全体がとにかくシンプルで、画面遷移が少なく、必要な情報にすぐアクセスできます。総資産・保有銘柄などがひと目で把握できるため、資産運用経験が浅い方でもストレスなく使い始められます。

2. 銀行口座機能がある

  • 証券会社としては珍しく 銀行口座(日常用の Chequing 口座)機能 があり、給与受け取りやオンライン振り込み、デビットカード決済などをひとつのアプリで管理できます。
  • 投資口座との資金移動も即時で、生活口座と資産運用を一体化し、アプリひとつでカナダのお金をシンプルに管理したい方、まさに “Wealth を simple に扱いたい” 駐在員には相性の良いサービスです。
    • ただし、GIC(Guaranteed Investment Certificate、日本の定期預金に相当)や車購入時に必要になる Certified Cheque/Bank Draft などの小切手類は取り扱っていないため、銀行商品には制限がある点には注意が必要です。
  • Wealthsimpleの銀行機能についてはこちらの記事をご参考にされてください。

3. 暗号資産をアプリ内で直接売買できる

  • BTC・ETH をはじめとした主要暗号資産に対応しており、株式・ETF と同じアプリで管理できます。
    • 暗号資産を取り扱いたい方にとっては、Questrade より圧倒的に便利です。

4. 資産運用初心者むけの支援機能

Wealthsimple には、資産運用の目的やリスク許容度に関する 3つの質問に答えるだけで、自動的に最適なポートフォリオを提案してくれる機能 があります。アプリの案内に沿って数分で資産運用を始められます。

  • 自動ポートフォリオは、いわゆる投資信託ではなく、既存の ETF を組み合わせて構成される仕組み です。カナダ株・米国株・全世界株・債券などの ETF に自動で配分してくれますが、Wealthsimple自体が年率0.5%程度の手数料を取る点は注意が必要です。

ポートフォリオ機能のイメージ

Wealthsimpleのポートフォリオ機能のスクリーンショット。
Step1:まず資産運用の目的を回答
Wealthsimpleのポートフォリオ機能のスクリーンショット。
Step2:次に資産運用期間を回答
Wealthsimpleのポートフォリオ機能のスクリーンショット。
Step3:最後にリスク許容度を回答
Wealthsimpleのポートフォリオ機能のスクリーンショット。
Step4:ポートフォリオが提案され、そのまま購入に進める

デメリット

1. 取扱商品が少ない(本格的な投資には不向き)

Wealthsimple は初心者向けの設計のため、取扱商品は必要最低限に絞られています。

  • オプション取引:不可
  • 債券(Bonds):不可
  • GIC:不可
  • FX:不可
  • 海外市場の個別株:不可
    • ETF と株式が中心で、本格的な投資には向いていません。

2. スクリーナー機能がなく、銘柄検索がしづらい

Wealthsimpleのアプリには、銘柄の比較機能やスクリーナー機能はありません。したがってセクター別・配当利回り別などの詳細検索は一切できません。

  • 自分の目的に合った銘柄を「探す」ことは難しいですが、[Questradeの記事内]でもご紹介しましたが、外部の無料サービス「The Globe and Mail」などで補完は可能です。

3. 帰任後の扱いが不透明(非居住者の情報が少ない)

Wealthsimple は非居住者に関する公式ガイダンスがほとんどなく、オンライン上の情報も Questrade に比べて少ない印象です。口座維持が可能というユーザー投稿も見られますが、情報量が限られているため、帰任後にどのような扱いになるのかについては、現時点で私自身は確認できていません。

Wealthsimple の少しお得な口座開設(紹介プログラムのご案内)

紹介プログラム

Wealthsimple には、口座開設時に利用できる紹介プログラムがあります。紹介リンクを通して新規登録を行い、30日以内に 1ドル以上 を入金すると、紹介した側・された側の両方に 25ドルのキャッシュバック があります。  

紹介した側にも紹介された側にもメリットがある仕組みなので、皆様が Wealthsimple を使って「他の人にもおすすめできるな」と思われましたら、後輩や後任者に勧める際にもぜひご活用してください。

ご協力のお願い

皆様ご自身が紹介プログラムのボーナスを得るためにも、ぜひ本サイトがご案内するリンクから Wealthsimple の登録を進めていただければ幸いです。当サイトが頂いたボーナスは、サイトの運営費用(サーバー維持・拡張やソフトウェア・有料素材の購入など)に充てさせていただきます。皆さまのご協力が、今後も有益な情報を継続して提供するための大きな支えとなります。どうぞ宜しくお願いします。

参考記事:口座開設時に「どの口座を選べばいい?」と疑問に思われた方はこちらの記事をご参考にされてください。

ここまでご覧いただきありがとうございました。以下は、私自身の勉強を兼ねて調べた参考情報ですので、宜しければご一読ください。今後とも Canada Expat Guide をよろしくお願いいたします。

プロ向け証券口座とは

今回の記事を執筆するにあたり幾つか調べている中で、私自身あまり馴染みのない 「Professional Trading Platform(プロ向け証券口座)」 というカテゴリーに触れる機会がありました。カナダには、一般向けオンライン証券会社とは別に 「プロ向け証券会社」 と呼ばれるカテゴリーが存在します。日本にも同様の仕組みはありますが、カナダや北米の方がこのカテゴリーがより明確に確立されており、個人投資家にも一定程度浸透しています。これは、アクティブトレーダーや高度な投資判断を行う個人投資家、さらには機関投資家までを想定した取引環境で、一般的な証券会社とは性質が大きく異なるようです。

プロ向け証券会社の代表例は、世界的には Interactive Brokers 、カナダでは TD Direct Investing の Advanced Dashboard が挙げられます。これらは業界最安クラスの取引コスト、高度な注文機能(OCO、トレーリングストップ、アルゴリズム注文など)、世界中の市場へのアクセスを備えており、プロ仕様の取引環境を求める投資家に適しています。

  • OCO(One Cancels the Other):利確と損切りの注文を同時に出し、どちらかが約定するともう一方を自動でキャンセルする注文方法。リスク管理を自動化できるため、プロ向け証券会社では標準的に利用されます。
  • トレーリングストップ(Trailing Stop):株価が有利な方向に動くと損切りラインが自動で追随し、利益を伸ばしながら下落時には自動で売却してくれる注文方法。感情に左右されず、利益確定とリスク管理を両立できます。
  • アルゴリズム注文(Algorithmic Order):一定のロジックに基づき、機械的に売買を行う注文方法。大口注文でも市場への影響を抑えられるため、機関投資家が日常的に利用する高度な機能です。

一方で、これらのプラットフォームは UI が複雑で、初心者には扱いづらいという側面もあります。しかし北米では、こうしたプロ向けの取引環境が個人投資家にも一定程度普及しています。背景には、アクティブトレード文化、金融商品の多様性、規制の柔軟性などがあり、個人でも高度なツールを使うことが珍しくないようです。

対照的に、日本では「プロ向け証券会社」という概念はあまり普及していません。国内株中心の投資文化や規制の影響もあり、一般向け証券会社が高機能化する形でニーズを満たしているのが現状です。